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今年も“変な人”14人に300万円 総務省が独創的な研究支援
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異能vation

今年も“変な人”14人に300万円 総務省が独創的な研究支援

 世界を変えるイノベーションか、それとも突飛な夢物語か。総務省が独創的な情報技術研究に最大300万円の支援をする「異能vation(いのうベーション、通称・変な人)」プログラムの平成27年度採択者14人が決まった。第2回目となる今回の総応募数は前年比150%の1061件867人。狭き門をくぐり抜けた彼らは、昨年の“変な人”たちにも負けない個性派ぞろいのようだ。

 4日、東京・秋葉原で平成27年度の採択者が集まり各々が取り組むプロジェクトをアピールした。

 保坂聡孝さんは不思議な研究「音の謀略を解明する」で採用された。音楽が感情に働きかける作用を使い、耳では聞こえない超音波と音楽を同時に流すことで人間の感情を操ることができるかもしれないという。

 審査員を務めた映画監督の三池崇史氏は「失敗作を上映してしまったときに役立つかも」と冗談めかして話しながらも高く評価した。保坂さんは「興奮して暴れる人を落ち着かせる効果などに期待したい」と述べている。

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ウダー

 宇田道信(みちのぶ)さんは自らの名前を冠した「電子楽器ウダー」の次期モデルを開発する。本体の周囲に巻き付いたロープを指で押さえて弦楽器のような音を奏でるのが面白いウダーだが、現行モデルの販売価格は1台あたり40万円。製造コストを下げて普及させるのが課題だそうだ。

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神田さん(手前)から説明を受ける高市総務相

「3Dプリンタはアパレル業界にも進出している。女性にも興味を持ってもらえるのでは」

 そう話す神田沙織さんは、3Dプリントの材料10種類と仕上げ加工10種類を組み合わせた計100通りの標本を作り「レシピ化」するプロジェクトを提案した。完成品を感覚的にとらえられる環境を整え、多くの人がものづくりに参加するきっかけを作りたいという。

 会場を訪れ、採択者たちのプロジェクトを視察した高市早苗総務相は「世界が直面している多くの社会的課題に貢献できる国として日本が発展していく契機になる」と期待感を示した。

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halo

 会場では前回の採択者たちも1年間の成果を公開した。広島市立大学の谷口和弘博士は耳に装着するコンピュータ「halo(ハロ)」を出展。スマートフォンと連携して装着者の健康状態を記録するだけでなく、骨や肉を透過する光で人間の脳を刺激して体内時計を修正する機能もある。食事に適さない時間には食欲が沸かないようにすることでダイエット支援に役立てられるという。

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高市総務相にソフトを見せる瀬尾氏

 正確なCGで医療の現場と学習環境を変えたいというサイアメント社長の瀬尾拡史氏は、パソコンで内視鏡の使い方を練習するソフトウェアを展示した。ソフトも薬事法の対象になっているため、内視鏡大手のメーカーをパートナーにして商用化を目指している。

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Gear VRに驚く高市総務相

 また企業と研究者のマッチングイベントに参加したサムスン日本法人は、スマホと合体させる簡易ヘッドマウントディスプレー「Gear VR」をアピール。アイドルグループ・ももいろクローバーZの360度ライブ映像を視聴した高市総務相は、最初こそ「怖い!」と驚いていたが、体験後は「ライブに行きたくてもいけない私にはいいかもしれない」と興奮気味に語った。

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